鳥取県警郡家署は25日、商標法違反の疑いで中国籍の技能実習生、楊剣鋒容疑者(24)=同県八頭町=を逮捕した。 逮捕容疑は今年6月、ソニーが登録している「SONY」の文字が入った偽造のメモリースティック(小型記録媒体)3個を、ネットオークションを通じて大阪府の男性に約1万3千円で販売した疑い。 郡家署によると、複数の預金口座に約2千件、計約1400万円の入金を確認、捜査を進める。 購入した男性が「不具合が出る」とメールで鳥取県警に通報して発覚した。楊容疑者は平成18年10月ごろに来日し、八頭町内の部品工場で実習生として働いていたという。