福岡県警大川署は20日までに、レジ係と客が共謀してスーパーの商品を盗んだとして、窃盗の疑いで同県久留米市三潴町田川のパート従業員、堀田照子容疑者(50)と同県大木町奥牟田の主婦、荒巻成子容疑者(53)を逮捕した。2人は「話し合ってやった」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は、16日午後1時ごろ、大木町のスーパーで、荒巻容疑者がカートで持ってきた商品のうち、国産うなぎのかば焼き3パックなど高級な食料品を中心とした69点(約2万4千円相当)の代金を堀田容疑者がレジに打ち込まず、そのまま通した疑い。 同署によると、カートに商品を山積している荒巻容疑者を不審に思った店の女性警備員(45)が、一部しか代金を打ち込んでいない堀田容疑者を現認。荒巻容疑者は逃走したが、20日に逮捕された。2人は約1年前からの知り合い。