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JR東日本の五つの新幹線がストップしたのは、延伸や増発にシステムなどの見直しが追いつかず、情報共有も不十分だったことが原因というお粗末さだった。 18日、国土交通省の幹部からは、「いつトラブルが起きてもおかしくなかった」との指摘があがった。政府や同社が世界に新幹線技術の売り込みを図っているさなかだけに、同社幹部は「信頼を損なったことは否めない」と肩を落とした。 「大きな輸送障害を起こし、多くの人に迷惑をかけて申し訳ありません」 JR東日本は同日、東京都渋谷区の本社で記者会見を開き、宮下直人常務取締役らが深々と頭を下げた。 約1時間半に及んだ会見では、同社が新幹線総合管理システム「COSMOS(コスモス)」を1995年に導入して以来、システムが受け付けるダイヤの修正案の上限が1分間に600件のままで、ダイヤの現状に合うよう改善してこなかった点に質問が集中。宮下常務は、「データの処理容量を巡っ
【動画】JR東日本の謝罪会見新幹線輸送障害についての会見で、謝罪するJR東日本の宮下直人常務と土屋忠巳・電気ネットワーク部長(左)=18日午後2時30分、東京都渋谷区、山本裕之撮影 JR東日本の五つの新幹線すべてが17日に一時運休したトラブルの原因は、運行担当者がシステム表示の仕組みを知らずに不具合発生と誤解したためだったと同社が18日、発表した。15日に一部が約4時間運休したトラブルは、架線の摩耗や劣化を作業員らが点検で見落としていたという。 18日に記者会見したJR東の宮下直人常務は「人為的ミスだった」と謝罪した。 17日のトラブルは東北、上越、長野、山形、秋田の各新幹線の運行を一括管理するシステム「COSMOS(コスモス)」で起きた。都内にある新幹線運行本部室内のダイヤ管理用モニター22台すべてで到着予定時刻を示す線が消え、担当者がシステムの不具合が起きたと考えて全列車を約1時
JR東日本は2011年1月18日、前日に発生した新幹線の運行トラブル(関連記事1、関連記事2、関連記事3)について、運行管理システム「COSMOS」が処理容量の限界を超えたことが原因だったと発表した。 JR東日本によると、17日午前7時過ぎに新白河駅と福島駅でポイント故障が発生。駅と駅との間で列車が止まるのを防ぐため、24本の列車を各駅に停止させるようCOSMOSに指示を出した。この指示を受けて、COSMOSはダイヤ変更を計算するとともに、後続列車についてデータ変更が必要な箇所をチェックした。 本来であれば、COSMOSはダイヤとデータ変更が必要な箇所を、東京の運行本部にあるパソコンに表示する(写真)。 この表示に基づき、運行本部の司令員がデータを変更する。その変更指示を反映した形で、COSMOSがダイヤ変更を完了させる。 ところが、17日はこのように作業を進めることができなかった。という
「原因、復旧理由も分からず」=メーカー担当者当面常駐−JR東・新幹線トラブル 「原因、復旧理由も分からず」=メーカー担当者当面常駐−JR東・新幹線トラブル 東北や上越など五つの新幹線がシステム障害で一時運転を見合わせたことを受け、JR東日本(東京都渋谷区)は17日夕、「過去に同様の例がなく、何が原因でなぜ復旧したかも分からない」との見解を明らかにした。同社はシステム内に残されたデータを分析するなどして原因を調べるとともに、メーカーの担当者を当面常駐させ、不具合に備える。 トラブルを起こしたのは、JR東の新幹線の運行を一元的に管理するシステム「COSMOS(コスモス)」のうち、ダイヤなどを一元管理する部分。 午前8時23分ごろ、新幹線運行本部に設置されたモニターに一部のダイヤが表示されなくなった。しかしその後、運行データは各駅と同本部の間で通常通り送受信されていることを確認、約30分後に
運行ダイヤを示す線が異常になった「COSMOS(コスモス)」のモニター=JR東日本提供 JR東日本の五つの新幹線すべてが一時止まった17日のトラブルは、運行管理システムのソフトの不具合が原因だった可能性が高いことが、同社への取材で分かった。15本が運休し、124本が最大2時間13分遅れ、影響した乗客は約8万1200人に膨らんだ。 JR東では15日にも小山駅(栃木県小山市)で架線が切れて信号機も故障。東北、山形、秋田の各新幹線が最大約4時間止まるトラブルがあった。国土交通省関東運輸局は17日午後、JR東に二つのトラブルの原因調査と再発防止を求める警告文を出した。 JR東によると、トラブルが起きたのは「COSMOS(コスモス)」と呼ばれるシステム。都内の新幹線運行本部室内にあるダイヤ管理用モニター22台のすべてで、到着予定時刻を示す青い線が正常に表示されなくなった。各駅に運行データがきち
JR東日本の五路線の新幹線が十七日午前、一時不通となった問題で、障害が発生した運行管理システムのバックアップ機能が全く作動しなかったことが分かった。「なぜ障害が起きたのか不明でバックアップしようにもできなかった」とJR東。障害発生の原因は分からないままで、再発すれば安全確認のため再び列車を止めざるをえないという。 JR東によると、障害が起きたのは、五新幹線の運転状況などを総合的に管理するコンピューターネットワーク「COSMOS」(コスモス)のうち、ダイヤを一元管理する運行管理システム。
JR東日本の五つの新幹線すべてが一時止まった17日のトラブルは、人的ミスが原因だったことが、同社などへの取材でわかった。同社では15日にも東北、秋田、山形の各新幹線が最大4時間にわたって止まるトラブルがあったが、この原因も同様に人的ミスだった可能性があるという。 同社は18日午後に調査結果を国土交通省に報告し、記者会見で説明する。 17日のトラブルは、「COSMOS(コスモス)」と呼ばれる運行管理システムで発生。都内の新幹線運行本部室内にあるダイヤ管理用モニター22台のすべてで、到着予定時刻を示す青い線が正常に表示できなくなった。 関係者によると、その後にコスモスを共同開発した日立製作所などと行った調査で、システム自体には問題がないことを確認。人的ミスでソフトが不具合を起こしたことが判明したという。 15日のトラブルは、架線が切れて信号機も故障した。 国土交通省関東運輸局は、二つ
JR東日本は2009年1月5日、昨年末に東北・上越・山形、秋田の全新幹線がシステム障害で運行できない状態となったトラブルについて原因を発表した(関連記事)。それによると、運行システム内のデータの日付が不正な値になり、その修正に時間がかかったという。 トラブルは新幹線の車両やダイヤ、乗務員割り当てなどの運行全般を管理する情報システム、COSMOS(COmputerized Safety Maintenance and Operation systems of Shinkansen)で発生した。昨年12月29日の早朝にシステムを操作したが、始発の営業運行に向け列車が割り付けられなかった。 引き金となったのは、前日28日の長野新幹線の車両故障や山形・秋田新幹線の強風や雪害。その影響ですべての列車の運行が終了したのが29日の午前1時33分だった。その後29日の臨時を含めて389本の列車が運行できる
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