「泣きゲー」と呼ばれるジャンルの草わけ的存在であり、今なおそのトップを走り続けるブランドがある。それが今回取材を行ったKeyだ。 美少女たちと苦楽をともにし、やがて結ばれるというコンセプトを守りながら『Kanon』『AIR』『CLANNAD』をはじめとする名作の数々を世に送り出したこのブランドに対する信頼は厚く、熱心なファン──「鍵っ子」はいまだ増加の一途をたどる。 そんなKeyが手がけた『クドわふたー』のアニメ化プロジェクトを、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」で実施。2017年7月にプロジェクトが始まると、わずか2日という脅威のスピードで最初の目標金額3000万円を達成。最終的には7800万円を超える金額となり、40分の劇場版アニメとして制作されることが決まるなど大成功を収めた。 ゲームとともに、アニメでもファンを獲得してきた同社。今回は、ブランドイメージを強固なものに
![Key馬場社長はなぜアニメをつくる? 『クドわふたー』反響とブランド哲学](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/84b1fc86f9be94fe13b66109e4d54f60bbc88107/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fapi.kai-you.net%2Fstorage%2Fimages%2Fupload_images%2F2023%2F10%2F629184b3-6b29-4533-b51b-45dd309818dc%2Fmain.webp)