2019年度第1四半期時点でのモバイル総回線数は278.6万となり、前年同期比で14%増。回線数の内訳は、個人向け「IIJmio」が107.4万、法人向け「IIJモバイル」が170.9万(うちMVNEは107.2万回線)。ここ1年でIIJmioは約4万増、IIJモバイルは約30万増となっており、個人よりも法人の方が好調な状況が続いている。 モバイルサービスの総売上は113.4億円となり、うちフルMVNOは3.4億円。フルMVNOの売り上げは、2018年度第4四半期から49.9%増となった。渡井昭久CFOは「期を追うごとに積み上がっている」と手応えを話す。 2019年の秋には電気通信事業法が改正され、端末値引き2万円まで、解約金は1000円といった新たなルールが適用される見込み。MVNOについては100万回線を超える事業者も改正法の対象となり、IIJも含まれる。勝氏は改正法について「われわれ