1: ◆TOYOUsnVr. 2016/10/03(月) 01:07:03.98 ID:ALbUnFss0 文香「へいらっしゃい」 がちゃり、とドアノブがゆっくりと回り 凛さんが私のいる部屋、第三会議室へと入ってきたため、笑顔でそう挨拶をします。 凛「待って」 文香「何握りやしょう」 右手の人差し指と中指とを左の掌にぽんぽんと打ちつけ、シャリを握る手振りを以て注文を促します。 凛「ちょっと、待ってって」 文香「ここは寿司屋でい。寿司食わねぇなら帰ってくれ」 凛「ほんとに待って」 2: ◆TOYOUsnVr. 2016/10/03(月) 01:08:14.24 ID:ALbUnFss0 文香「どう、でしたでしょうか」 依然として困惑中の凛さんに、そう尋ねます。 凛「どう、って?」 文香「私は、お寿司屋さんに見えたでしょうか」 凛「……えっと、質問の意図が」 どうやら説明不足が過ぎたようで、私