なぜ通常のXMLHttpRequestにはクロスドメイン制約があるのに、JSONPではクロスドメインでリクエストを送信できるのか?不思議に感じたので、ちょっと調べてみた。 クロスドメイン制約は「ブラウザ上で実行されるJavaScriptは同じドメインにしかリクエストの送信やクッキーの編集を行えない」という制限である。 なぜこのような制限が必要になるのか。クロスドメイン制約がなかったらどうなるかを思考実験してみよう。ブラウザ上では、いくつものサイトからダウンロードしてきたJavaScriptが同時に実行されることは珍しくない。また、悪意のあるページにアクセスしてしまい、悪意あるJavaScriptを実行してしまうことも、十分に起こり得る話である。間違えて変なページにアクセスしたら致命的な問題が起きました、ではまずいので、ブラウザではJavaScriptができる事にかなりの制限を与えている。X