プミポン国王の83歳の誕生日を祝う催しが、盛大に行なわれました。 例年通りの大花火に加えて、今年は数百隻のボートがランタンを灯しながらチャオプラヤー川を下る催しもあり、幻想的な風景が広がりました。百万人以上の人々が、川岸に集まったということです。 プミポン国王は、全ての国民が平和と安全、幸福のために最大限の力を発揮するよう求める演説をされました。また、「誕生日を祝うために集まってくれてありがとう」と、感謝の意を示されました。 国王が王宮と病院を往復された沿道には、数千人のタイ国民が集まり、大きな歓声が上がっていました。 また、夕方には閣僚メンバーらが出席し、ろうそくに火を灯して国王誕生日を祝う催しが、王宮前広場に隣接する会場で行なわれました。例年、この催しは王宮前広場で行なわれていますが、現在改装工事中のため、広場脇の道路を封鎖して、特設ステージが設けられました。 7時29分に、ろうそくの

タイのプミポン国王が5日、83歳の誕生日をお迎えになられます。誕生日を前に、幹線道路の沿道や、国や各県庁、その他施設などにはタイ国旗と共に国王旗が飾られ、祝賀ムードが高まっています。 プミポン国王は現在、体調を崩され、シリラート病院での療養生活を続けられており、多くのタイ国民が同病院を訪れ、病棟１階に設置されたプミポン国王の肖像に手を合わせ、記帳を行なっています。 ノンタワットさんは子供の頃から王室への奉仕を夢見ていたと話し、祖母のタノム・チョムポーさん(75)と共に毎日をシリラート病院で過ごす日々について、「田舎モノの私にとって、王様のために祈る機会を持てることを、大変嬉しく思っています。」と話しています。 また、地元クラビーでは、「市場の前に飾られている王様の肖像に向かって、”王様よ、永遠に”と祈ることしか出来ませんでした」が、今では王様の姿を直接見ながら「それを大声で叫ぶことが出来ま

タイのプミポン国王は1日、タイ各地で続く豪雨による洪水の被害者の救済のため、ラジャプラニグロー基金を通じて、1000万バーツを提供されました。 支援物資として、食料や生活必需品の購入に充てられます。 タイの豪雨は先月10日以降、各地で大きな被害を出しており、プミポン国王からの第一回の支援金は、全27県の4万7850世帯に対して、支援物資の形で提供されています。

タイ王室のチュラボーン王女は12日、日本の震災および津波の被災者支援のため、464万バーツ（約1300万円）と支援物資のご提供を表明されました。 チュラボーン王女からの支援物資は、懐中電灯や飲料水などで、C130輸送機によって日本に輸送され、東京にあるタイ大使館が被災地への配送などを担当します。また、政府および民間からの支援物資については、日本の被災地での需要に応じる形で、毛布、飲料水、懐中電灯などを中心に、送付しているとのことです。