伊ローマ(Rome)の市場で売られる野菜や果物(2011年11月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI 【12月12日 AFP】5つ星レストランのことなど、もう忘れてしまおう。モーリシャスのおばあちゃんと一緒に料理を作ったり、ベネチアの伯爵夫人と市場に買い物に行ったり――美食ツーリズムは既に別の未来へと向かい始めている。 南仏カンヌ(Cannes)で前週開かれた富裕層向け旅行見本市「インターナショナル・ラグジュアリー・トラベル・マーケット(International Luxury Travel Market、ILTM)」では、グルメ旅行をしたい富裕層がもはや豪華なディナーだけでは飽き足らず、「体験」を求めるようになっている傾向が紹介された。観光産業もこれに合わせて転換しつつあるという。 この新傾向は3~5年前から始まり、米英を中心に人気が出た。背景には、オーガ
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