東京電力福島第一原子力発電所からは、一体どれだけの量の放射性物質が大気中や海水中に出たのか? これまでに明らかになった放出量に関するデータを、いったんまとめます。 ▼大気への放出量 3.7×1017Bq(原子力安全・保安院の試算) 6.3×1017Bq(原子力安全委員会の試算) ※放出されたヨウ素131とセシウム137の合計(ヨウ素換算値)です。 ※チェルノブイリ事故での放出量は5.2×1018Bqと推定されています。 ▼海への放出量 (ピットからの高濃度汚染水) 4.7×1015Bq(東京電力の推計) (比較的低いレベルの汚染水) 1.7×1011Bq(東京電力の推計) ※高濃度汚染水は、2号機のピットと呼ばれる施設から、4月1日~6日にかけて凡そ520トンが流出したと推定されている。 ※比較的低いレベルの汚染水は、東京電力が4月4日から数日間をかけて「廃