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2009年1月7日のブックマーク (2件)

  • オバマのグリーン・ニューディール政策に日本はどう対抗すべきか

    1月20日,次期米大統領バラク・オバマは就任演説を行う。その中で語られる経済政策の中で,最重要ポイントになるのが「グリーン・ニューディール政策」だろう。 ニューディール政策は世界史の教科書にも出てくるぐらい有名だが,フランクリン・ルーズベルト大統領が1933年に世界大恐慌に対処するために打った一連の経済政策である。それまでの自由市場的な政策を改め,公共事業の実施や法制による労働時間の短縮などを含む新しい経済政策であった。ポイントは「政府の関与による雇用の創出」である。 ニューディール政策によって当に景気が回復したのだろうか。この問題については様々な議論があって,直後に起きた第二次世界大戦の軍需がなければ,アメリカ経済は回復できなかったという評価もあるようだ。もしもこの説が正しいとするのなら,経済を復興させるには,資源を最も無駄にする戦争が最善策だということになる。 現時点の米国経済は,ま

    オバマのグリーン・ニューディール政策に日本はどう対抗すべきか
  • 詐欺師を許すな

    明けましておめでとうございます。年も宜しくお願いします。 世の中,不景気。おめでとうでは能天気と怒られそうだが,挨拶ぐらいは明るくしないと正月も越せないほど世の中が暗い。原因は金融危機。製造業はとばっちりと愚痴の一つも言いたくなる。しかし,米国が詐欺的に好況で,釣られて欧州が好況だったときに日の製造業も随分儲けたはずである。何,技術者には還元されなかった? その通り。株主様と経営者様が儲かった21世紀資主義型バブルである。 経営者は大儲け。低所得者もマイホーム。誰でも儲かったのがついこのあいだまでの米国。そして,そんな米国に大量の商品を輸出して儲けたのが中日。さらに,サブプライム債権で大儲けを企んだのが欧州。いやー,大規模な詐欺ですね。裏では,イノベーション真っ盛り。悪いイノベーションの先端は犯罪者。技術者のイノベーションより足が速い。さて,何でも先生。この段階で分かっていることを三

    詐欺師を許すな