実験的な48コアの「Single-chip Cloud Computer」(SCC)の発表によって、IntelはまるでGoogleのようになった。 そうは言っても、そのチップが、Googleがデータセンターを構築するのと同じように設計されていると言いたいわけでもないし(非常に興味深いことに実際はそうであるが)、Intelがその新しいアイデアによってほぼ独占的なサプライヤーになろうとしていると言いたいわけでもない。Intelは既にそのような地位にあるし、まだ実地で試されていない新しいアイデアを提供することにかけての現在のリードを棒に振るつもりもない。 SCCがGoogleのクラウドに相当するハードウェアとなった重要な前進は、Intelが対象ユーザーにSCCを事実上無料で提供したことだ。この場合の対象ユーザーとは、コンピュータ研究者だ。これほど複雑で製造数の少ないチップは、開発コストをカバーし
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