デスクトップ仮想化は、ユーザーと管理者の双方にメリットがある仕組みだ。Windows Server 2012では、仮想デスクトップ環境の導入や管理がシンプルになった。仮想マシンの割り当てを効率化したり、ログオンストームを回避したりするなど、従来の仮想デスクトップから大きく改善された。 今回のテーマは「デスクトップ仮想化」である。デスクトップ仮想化は、Windows 7やWindows 8などのデスクトップ環境をデータセンターのサーバー上で実行し、ユーザーはシンクライアントやクライアントPCなどの端末からネットワーク経由でそこにアクセスするアーキテクチャーだ。 ユーザーにとっては、いつでもどこからでも自分のデスクトップ環境が利用できるメリットがある。デスクトップ環境のOSとアプリケーションを一元管理できるので、管理者にとっては、データのセキュリティとコンプライアンスを強化できることがメリット
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