<目次> 第一章 海洋文学 第二章 「若宮丸」の漂流 第三章 ペテルブルグ 第四章 世界一周 第五章 長崎 第六章 帰郷 読書日記人気ランキング 思わず図書館で目が遭ってしまい、借りました。 それほど物語の読書が好きでなかった子どもの頃、好きだったのが伝記物と探検もの、漂流ものでした。『ガリバー旅行記』、『トム・ソーヤ―の冒険』、『十五少年漂流記』、『八十日間世界一周』、ジョン万次郎の伝記などです。これらは55冊からなる小学館の物語全集に収められていました。ここにロビンソン・クルーソーがいないのは、収められていなかったからでしょう。 それ以外にも、コロンブス、マゼラン、ジェームズ・クックなどの航海士たちに魅せられましたし、ペリー来航以前のロシア船の来航を描いた渡辺京二氏の『黒船前夜 ~ロシア・アイヌ・日本の三国志』にも大変魅せられました。 さて、本書が取り上げる漂流は、1793年に石巻を出
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