私たちがイメージするお菓子の原型は、同じ頃中国から伝えられました。 当時から作り続けられている唐菓子。小麦粉や米粉の生地で形を作り揚げたものです。 その後、お菓子は日本文化の中で発展して行きます。 源氏物語にも登場する椿餅。 日本のお菓子には一つ一つ風流な名前がつけられてきました。 最初は菓子の名前、菓銘に注目です。こちらは京都、北野天満宮に咲く梅の情景から名付けられました。 そう、このお菓子は、光琳の雅びで洗練された世界を表現しました。 お菓子の名前に色々な意味が込められるようになったのは江戸時代のこと。 この書物は、当時の男性の作法や嗜みについてかかれたものです。 お菓子についての記述もあります。絵とともにたくさんの名前があげられています。 菓銘を聞いて即座に理解するのが教養の証でした。 立田餅にはこんな絵が添えられています。 立田とは紅葉で有名な奈良の竜田川のこと。その情景は小倉百人
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