2020年に小学校でのプログラミング教育が必修化します。つまり、必ず何らかの形で授業にそれを取り入れなければなりません。『コンピューターを使わない小学校プログラミング教育』で取り上げるのが、教科学習の中でプログラミング的な考え方を養うアンプラグドプログラミング教育です。編著者の小林祐紀さんと兼宗進さんに、本書についてお話をうかがいました。 論理的思考を身につける方法としてのプログラミング教育 ――『コンピューターを使わない小学校プログラミング教育 “ルビィのぼうけん"で育む論理的思考』は、茨城大学教育学部 准教授である小林祐紀さんと、大阪電気通信大学工学部 教授である兼宗進さんが手がけられました。最初にお二人の経歴を教えてください。 兼宗:私は企業で15年間ソフトウェア開発に携わったあと、大学で15年近くJavaやCなどのプログラミングを教えてきました。初めて学ぶ人にプログラミングの楽しさ
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