naoshiya-kyotoのブックマーク (43)

  • ボクが染み抜き屋でなかったら・・・

    ちょっと前のブログ記事、ボクはこうして染み抜き屋さんになった でも書いたのですが、基的にボクは跡取りだったので、自分で選んだ道ではあるんですけど、いわば敷かれたレールの上をそのまま進んで今の仕事に就きました。 そんなボクですが、子供の頃はなりたい仕事があったんですよ。 まず一つ目は、「パン屋さん」 職人の子として産まれたからか、何となく誰かの手仕事を見てるのが子供の頃から好きで、パン屋さんのパンを捏ねたりする作業をテレビとかで観て面白そうだな~って思ってました。 でも、パン屋さんって朝早いんですね。お店にもよると思いますが、朝3時とかから仕込みを始めるんだとか。 うん、無理(笑) だってボク、朝がめちゃめちゃ弱いんですもの・・・(ちょっと低血圧の傾向もあって、しんどい時は上が100切ります) そんなボクでも娘のお弁当を作るために今では朝6時に起きてますが・・って関係ない話ですね。 他にも

    ボクが染み抜き屋でなかったら・・・
  • 手間賃仕事を安売りするということの意味

    ボクの仕事は染み抜き屋さんなんですが、せっせと手を動かしただけお金をいただけるお仕事、いわゆる「手間賃仕事」というやつです。 手間賃仕事は、手間に応じた料金をいただく、ただそれだけしか売り上げがありませんので、一人の売り上げはどんなに頑張って働いても限界があります。その辺りは、売れば売るほど売り上げを上げることが出来る物販との大きな違いだと思います。 以前のブログ(もうこっちに替えてずっと放置してますが・・・)にて書いた記事、手間賃仕事を値切るということ の中でも書いて、多くの方から反響をいただいたのですが、手間賃仕事というのは、時給に性質が似ていて、仕事の単価を下げること=会社・お店の売り上げが下がる、ということなんです。 世の中には結構多くの手間賃仕事があります。 クリーニング屋さん、理美容師さん、Web制作関係さん、モノ作りの町工場さん、着物業界の職人さんなどなど・・ ボクの仕事の一

    手間賃仕事を安売りするということの意味
  • 職人とSNS

    ボクは職人なんですが、正直なところ、職人ということは単なる職業の分類記号ぐらいにしか思ってなくて、それに対する特別な思いとか信念とかはあんまり無いんですよね。 こういうこと書くとまたどっかでボクを気に入らない人たちが影であれこれ言うかもしれませんが、気にしません(笑) むしろ、変われない人たちが批判するということは、ボクのやってることや言ってることが間違ってないというバロメーターになるので助かります(笑) そんな風に、業界人から見ると型破りというか規格外なボクは、比較的早い段階でネットでの情報発信(サイト・ブログ)を行ってきました。 ボクは自社のサイトを作って8年ぐらいになるんですが、その頃はサイトでお店の紹介をして、ブログで染み抜き事例や自分の考えなどを情報発信するというのが主な方法でした。 ですが、今の時代の変化は目まぐるしく、少ししてTwitterが日にも上陸し、ほぼ同時期にFac

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  • ボクはこうして染み抜き屋さんになった

    今日は昼過ぎに買い物から帰って来た後に、5歳の娘を連れて近くの公園へ遊びに行っていたのですが、三時間経っても娘がなかなか帰ろうとしないので、そのことを珍しく自撮り画像付きでFacebookに投稿したところ、想定外の高反応がありました。 皆が口々に「コワい((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」とか「いかつい・・・」とかのコメントをするんですが、そんなに強面な感じに写ってますかね・・?(;・∀・) グラサンの奥はつぶらな瞳なんですが・・(ΦωΦ) さて、ボクは二代目経営者でして、父が修行先を独立して始めた染色補正業を、跡継ぎとして引き継いで現在に至ります。 父と同じことをしていれば、単に家業を継いだだけということになるんでしょうけど、ボクは引き継ぐ前から、家業を行いつつ新しいビジネススタイルを立ち上げていました。 家業は家業として継続しながら、別の新しいビジネススタイルを立ち上げる

    ボクはこうして染み抜き屋さんになった
  • プロのための染み抜き事例・瞬間接着剤

    突然ですが、瞬間接着剤の染み抜きって可能だと思われますか? 瞬間接着剤は、一度付いたら剥がれないように、大手メーカーさんが巨額の費用をかけて開発されてますので、簡単に取れちゃうと困るんですね(笑) ですので、非常ーーーーーーーに、落すのが難しいシミではあります。 そんな瞬間接着剤ですが、全く落とせないわけではありません。 全てを落とせるとは申しませんが、地道な作業と努力で、何とかなる場合も多いのです。 てなわけで、ごく一部の方に好評のプロのための染み抜き事例、今回は、瞬間接着剤の染み抜きです! 着物に瞬間接着剤がべったり付いてます。 正直なところ、着物に瞬間接着剤が付くというシチュエーションがよく分かりませんが・・(^_^;) 染み抜きのプロの間では、瞬間接着剤を落とすにはジメチル(正式名は知りませんw)という薬品を使うと指導されるようですが、このジメチルという薬品は、染料を溶かす作用もあ

    プロのための染み抜き事例・瞬間接着剤
  • 「職人は、誰かに求められてこそ存在価値がある」

    いきなりタイトルが名言チックに始まりましたが、名言でもなんでもございません。 単にボクの持論です(笑) ボクの仕事は着物のクリーニングや染み抜きなのですが、作業の結果的に誰かの悩みを解決する仕事なので、お電話やメール、時には直筆のお手紙などで御礼の言葉を頂戴します。こんな感じで ボク、自分の仕事大好きです。だって、自分の能力による結果にお金を頂戴して、その上喜んでもらえる。 こんな素敵な仕事はなかなか無いですよ(笑) 職人の存在価値は、お客様が決める 世にいる職人で、極端に我が強くて自分の信念とやらを貫き通すのが第一みたいな人がいますが、ハッキリ言います。 アホです どんなに優れた技術を持っていても、その技術が誰かのためになる、つまりは誰かに求められることがなければ、何の意味も無いんです。 ボクら職人は、誰かの求めに応じることが出来て初めて、その存在価値があるんです! お客様からお礼のお言

    「職人は、誰かに求められてこそ存在価値がある」
  • 着物クリーニング・染み抜きのお店の選び方

    着物のクリーニングや染み抜きを承るお店はネットで検索すると結構たくさん出てきますが、当店にご相談いただくお客様からお聞きする話によると、どうもお店によって対応がまちまちのようです。 先日も、「◯◯っていうお店って信用出来ますか?」という質問がありました。 いや、答えづらいんですが・・(;・∀・) そこで、着物クリーニング・染み抜き店を選ばれる際に、ぜひ参考にしていただきたいポイントをいくつかお話させていただきたいと思います。 まず、着物のクリーニングなどをご依頼される際には、お店への問い合わせやご相談から始まりますが、その方法としては、主に、電話する・メールを送る・お店に行く、という三通りの方法があると思います。 そこで、お店の対応によっての判断方法ですが、電話をかけてみた場合、応対した人が不親切というかやる気の感じられない声、もしくは職人特有の威圧的な態度で対応するお店は、最後までその対

    着物クリーニング・染み抜きのお店の選び方
  • 着物の染み抜きの技(わざ)・京都 【なをし屋】

    安さで選ぶなら他店様へ 外注に丸投げしない物の専門店 京都三百年の伝統と革新の融合 染色補正師が一貫して承る 染み抜き・着物クリーニング専門店 なをし屋は、単なる着物のクリーニングとシミ汚れ落としだけの、下請けに丸投げの名ばかりの専門店ではありません。 着物の染み抜きやお手入れの全ての技術は、京都で約三百年前に朝廷、公家、女官の礼装などの御用承りの業として生まれ、全国へと拡がっていきました。その京都で脈々と受け継がれてきた着物お手入れの伝統工芸技術、染色補正の流派「幾久屋流」の技を継承し、最新の技術・理論・設備・化学を融合させて生まれた独自の染み抜きと高度な色修正技術によって、着物クリーニング専門店でも断られてしまう、三十年以上前の古いシミやシミによる変色・脱色をも修復する、京友禅伝統工芸士/一級染色補正技能士/クリーニング師の全ての国家資格に認定された、着物クリーニング・染み抜きプロフ

  • プロのための?染み抜き解説事例

    5歳の娘がいるんですが、先日とうとう補助輪を外した自転車を自分で漕いで乗ることが出来ました。 乗れるようになる前日まで怖がって支えないと乗れなかったのに、いきなり乗れるようになって、今では何十分も止まらずに乗っていることが出来るようになりました。 子供の順応力の高さというか、飲み込みの早さみたいなのは、当にスゴイな~と、今さらながら驚きました(^_^;) さて、今まで染み抜きの事例を上げているブログは数々ありましたが、ちょっと趣向の変わった事例を上げてみたいと思います。題して、 プロのための、染み抜き解説事例 今までの事例って、ビフォー&アフターのみで過程の説明があまりなかったんですが、使う薬品とかも含めて事例を紹介したら面白いかな~、プロの人も興味を持って観てくれるかな~って思いまして(ΦωΦ) お子様用のお祝い着の変色したシミで、よくあるシミだと思うんですが、子供用の着物の大半はあま

    プロのための?染み抜き解説事例
    naoshiya-kyoto
    naoshiya-kyoto 2015/03/31
    プロのための?染み抜き事例です。今後も不定期ですが更新予定です(^^)
  • http://kimonono.com/blog/archives/288

  • http://kimonono.com/blog/archives/246

  • http://kimonono.com/blog/archives/228

  • http://kimonono.com/blog/archives/208

  • http://kimonono.com/blog/archives/200

  • http://kimonono.com/blog/archives/178

  • http://kimonono.com/blog/archives/168

  • http://kimonono.com/blog/archives/145

  • 着物の染み抜きの技(わざ)・京都 【なをし屋】

    安さで選ぶなら他店様へ 外注に丸投げしない物の専門店 京都三百年の伝統と革新の融合 染色補正師が一貫して承る 染み抜き・着物クリーニング専門店 なをし屋は、単なる着物のクリーニングとシミ汚れ落としだけの、下請けに丸投げの名ばかりの専門店ではありません。 着物の染み抜きやお手入れの全ての技術は、京都で約三百年前に朝廷、公家、女官の礼装などの御用承りの業として生まれ、全国へと拡がっていきました。その京都で脈々と受け継がれてきた着物お手入れの伝統工芸技術、染色補正の流派「幾久屋流」の技を継承し、最新の技術・理論・設備・化学を融合させて生まれた独自の染み抜きと高度な色修正技術によって、着物クリーニング専門店でも断られてしまう、三十年以上前の古いシミやシミによる変色・脱色をも修復する、京友禅伝統工芸士/一級染色補正技能士/クリーニング師の全ての国家資格に認定された、着物クリーニング・染み抜きプロフ

  • http://kimonono.com/blog/archives/130

  • 着物の染み抜きの技(わざ)・京都 【なをし屋】

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