自信たっぷりなのかと申しますと、生身のかなりいい加減な振る舞いなどいたすところですから、不安の一抹など横切るもので御座います。 妙なものでして、釣りなど永年やっておりますと、存外に釣れることが御座います。このような時、確かに自分には天からの才が有るなど勘違いいたしまして、うぬぼれながら密かにほくそ笑んだ時期も御座いました。 年若い何の裏づけも持たず、たまにめぐり合う良い釣果に勘違いいたしますと、これが世間様に対して大きく恥をかくことにつながってまいります。若いうちから傲慢になり、自信たっぷりに振舞う輩、これはあまり信用できないもので御座いまして、胡散臭ささが蔓延してまいります。 以前にもこの青臭い自信の塊のような奴が講釈を垂れますところを紹介しましたが、世の中には変種と言いますものは際限無く湧き出てくるものでして、本日も現れ出でまして世間をお騒がせいたします。 この新手の「自信」はどの様な