ニワトリのひよこの性別を見分ける技術を競う「全日本初生雛(ひな)雌雄鑑別選手権大会」が23日、福島県西白河郡西郷村小田倉の家畜改良センターであり、国内各地や海外から参加した鑑別師らが、持ち前の技術を披露した。 ノルウェーやベルギーなど海外で活躍する4人を含む58人が参加。配られた100匹のひよこを次々に見分けては、手際よく段ボールに仕分けていった。大会は今年で51回目。欧州各地の孵化(ふか)場を回って鑑別している高橋香織さん(33)は「年に一度、先輩鑑別師の技術を見ることができる。今日の自分の出来は70点くらいでした」と話した。