と、首都大学東京の松岡多利思氏が呟いたのを、id:weyoume3氏が教えてくれた。松岡氏は示す事ができると言っているだけで、そうなるとは言っていないのだが、自明に等しい法則と思う人が出てきそうなので元ネタを辿ってみた。 "Modeling Monetary Economies"は、新しいChamp、Freeman、Haslagの三人が著者のバージョンと、古いChamp、Freemanが著者の第2版が売っている。さて、新版はなぜかKindleで買おうとすると旧版に飛ばされる。何か癪なので、旧いバージョンを参照する。冒頭部分(Chapter 1)の話なので、内容はそうは変わらないであろう。 そこでは簡単なOLGモデルが構築されている。そこではt期に働いて消費財を得た人が、消費財の一部と貨幣*1を交換し、t+1期で貨幣と消費財を交換する*2。t期とt+1期の消費のバランスが取れている方が望まし
![人口減少がインフレの圧力になることは簡単なOLGモデルで示す事が出来る。例えば・・・](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/426862711f1f2951bacd7cca0718d9a591d6da16/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2F2.bp.blogspot.com%2F-mEfa5Jj1DbU%2FT3SjVcDaTlI%2FAAAAAAAAEyM%2Fw_XqVe1Sexw%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2Fzimbabwe-inflation.jpg)