増田黎明期の頃、大学生だった。 初めて反応がたくさん集まった時、本当にうれしかった。 これで飯を食おうと決めた。 まだブックマーク1つ2つで人気記事に入った時代。まだYouTubeで飯を食える人がいるなんて世間のほとんどの人間が思ってなかった時代。 大学時代を増田に捧げた。 その後も10年間増田に捧げた。 いつかこれで飯が食えると信じて。 親の目も、世間の目も、友人の目も振りきって。 人気記事を量産してた時、自分のエントリがTwitterやまとめサイトで話題になったことも多かった。 増田の集客にも十分貢献したと思う。 でも、増田は俺に何も得させてくれなかった。 時間も可能性も人生も、何もかもを失った。 俺は明日からカスミというスーパーでアルバイトを始める。通勤は自転車。田舎なので家にも空いてる車はあるが免許なんて持ってないからね。 大学時代「増田で飯を食う」と決めアルバイトしていたローソン