食の博識、樋口直哉さんによる科学的「おいしい料理」のつくり方。33回目のテーマは『豚の角煮』です。砂糖を使い、弱火でのんびり加熱することで、お店で食べるような、しっとりとやわらかな豚の角煮が出来上がります。 豚の角煮。とろとろの脂身とほどけるようなやわらかい赤身が人気のメニューですが、硬かったりパサついたりと失敗も多い料理でもあります。失敗しないためのコツはたった一つ、のんびりと煮ることです。 豚の角煮材料(2人前) A(下茹で用) 豚バラ肉…400〜500g(塊) 砂糖…20g~25g (5%) 塩…4g~5g(1%) 水…1.5L 昆布…5g程度 Aの煮汁…500cc 酒…100cc 砂糖… 大さじ5(45g) 醤油…大さじ3 塩…小さじ¼(1.5g) 青菜…適宜 作り方1. 豚バラ肉は鍋に入る大きさに切り、砂糖と塩をまぶして30分置く。(Tips1 豚肉は砂糖の力でしっとりさせる)