イントロダクション 歴史が語り継ぐ<ミラノの悲劇>を名匠ジョルダーナ監督がついに映画化! 1969年12月12日16時37分。多くの若者が、世界を変えようとした時代に、事件はおこった。 学生運動の波が高まる69年のイタリア。かの有名なミラノの大聖堂ドゥオモの裏にあるフォンターナ広場で、全国農業銀行が何者かによって爆破された。イタリア最大の未解決事件<フォンターナ広場爆破事件>。事件から44年後の今も、その真犯人は明らかにされていない。多くの若者が理想を信じ、世界を変えようとした時代は、この事件で終わった。犯人はいったい誰だったのか?操っていたのは誰だったのか?イタリア政府はすべてを知っていたのではないか? 東西冷戦のさなか、事件を闇に葬った巨大な力の前に、イタリアは青春に決別した。 一瞬たりとも見逃せない圧倒的な映像の力によって、実際におきたイタリア最大の未解決事件の真相を描く。 監督は、