文部科学省が6月に実施した全国の小中学校・特別支援学校の「問題行動調査」は、7月に岩手県で中学生がいじめを苦に自殺したのを機に、初のやり直し調査となった。「小さな兆候も見逃さない」との趣旨で行った再調査の結果は10月27日に公表されたが、いじめ認知件数はやり直し前の3倍近くに増えたという。 しかし、再調査のいじめ認知の中には「授業で答えを間違った子どもを冷やかした」など微妙なものもあり、どこからを「いじめ」とするのか線引きが難しいとする声もある。いじめは、周囲が何をしたかということよりも、本人が何にどのくらい不快感を抱いたかどうかによるところが大きいからだ。(文:みゆくらけん) 「根本が全然違う。イジってる方にも愛がある」(竹山) たとえば、上記の「冷やかし」がいじめとなるかどうかも、それをどう受け取ったかという本人の心の問題だ。冷やかされて辛い、恥ずかしいと感じる生徒もいれば、冷やかして
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