タグ

ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (6)

  • 戦後の世界経済が俯瞰できる本 - Chikirinの日記

    「今年は無職だし、でも読むか」ということで、「月に2冊はを読む。(ただし暇な月のみ)」という目標を立てました。やや目標が低めではないかと思われるかもしれませんが、これでいいんです。あんまり高い目標をたてると大変ですから。 で、早速1冊読んでみました。 経済危機のルーツ ―モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのか 作者: 野口悠紀雄出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/04/09メディア: 単行購入: 3人 クリック: 74回この商品を含むブログ (36件) を見る 尊敬する野口悠紀雄先生のです。元々は2008年-2009年の週刊東洋経済の連載なので、ちきりんも一度は読んでるんですけど、で通して読んでみたらその内容が非常によく理解できました。 戦後の世界経済の変遷が概観されてます。(のタイトルとはやや違います。)ここでは世界大戦が終結した1945年からリーマン

    戦後の世界経済が俯瞰できる本 - Chikirinの日記
  • 20年を彷徨う - Chikirinの日記

    ひとつ前のエントリで、自民党が税金(機密費)を使って、野党や新聞記者、評論家などを買収していたという話を書きましたけど、ちきりんは必ずしもこの件について誰かを糾弾したいわけではありません。 この話には、平野貞夫氏も話しているように、前提となる「近代史の背景」があります。1945年の終戦の後、すぐに世界は“アメリカの仲間である資主義陣営”と“ソビエトの仲間である共産主義陣営”に分かれます。 1949年には中国が共産国家として成立し、翌年には朝鮮半島で両陣営が熾烈な戦いを始めました。続いてベルリンには着々と壁が築かれ、1960年からはベトナム戦争も始まっています。日でも1970年あたりまでは学生の政治運動も盛んでした。アメリカやイギリスのような高度に発展した資主義国ならともかく、日を含め、戦争で焼け野原になり既存の価値感が崩壊した国、元々貧しい国では、いつどこが共産国家になっても不思議

    20年を彷徨う - Chikirinの日記
  • 終電だ! - Chikirinの日記

    「終電が出る時刻」という概念をご存知でしょうか。 これは、「有権者のうち、 50才以上の人が占める割合が半数を超える時」を指し、この時を境に「財政改革ができなくなる」と言われています。 50才以上の人たちは多くの場合、給付を受ける側になるなので、この層が過半数に達すると 「将来の世代に借金を残してでも、自分たちへの給付を手あつくしてほしい」という声も過半数に達する。 そうすると年金や医療保険を含め、財政再建ができなくなる、というわけ。 IMFがこの終電発車時刻をいくつかの国別に算出しています。 アメリカドイツ、フランスでは 2015年当たりでにこの“終電”が出てしまいます。 イギリスだけはかなり余裕があり、終電は 2040年の予定です。(→ IMFのデータ ) その表には日が乗っていなかったので、人口データをみて日について計算してみると、なんと日では 2005年の段階で既に「終電が

    終電だ! - Chikirinの日記
  • 就職氷河期 サイコー! - Chikirinの日記

    来年(2011年4月入社)の新卒採用市場がいっそう厳しくなりそうという報道をよく見る。 これは、なかなかすばらしい事態であると思う。(注:ちきりんは“混乱 lover”である。) そもそも日において就職状況が(新卒はもちろん中途の人たちもだが)厳しいのは、ちきりんも何度も書いているように、 ・この国において「仕事より人が多いから」なのであり、 ・「あなたの孫はインドか中国で生まれます」で書いたように、今後も日には仕事は増えない。 なので、自己分析とか意味不明なことをしても何の役にもたたない。 経済産業省は“既得権益・強化戦略”とでも呼べそうな成長戦略を発表していたけれども、何をやろうと“日という場所”が再度経済成長するなんてことは、もう起らないのだ。 来年は新卒の60%くらいしか就職できない可能性があるそうだが、これは当にめでたい。しかもおそらく就職できるのは、偏差値の高い大学にい

    就職氷河期 サイコー! - Chikirinの日記
  • いざっ、友愛社会へ - Chikirinの日記

    蓮舫議員が先端科学技術系の予算に関して「事業仕分け」しちゃおうとしてる件が話題です。 科学者の皆様が怒り心頭で大変なことになってて・・・混乱Loverな私はワクワクしています。 実はちきりん最近は日を離れてるので時事ネタに疎いのですが、ネットで読むこの関連のニュースの中に「世界一である必要はあるのか?」みたいな言葉があって、ああ、そうだよね、と思いました。 これね、今政権をとっている「民主党+社民党+国民新党」の基原則を思い起こせば、ごく自然な判断なんです。 だって彼等は一貫して「競争してトップを目指す」という世界を否定してるんだもん。 だって競争なんてしたら、「勝ち組」と「負け組」ができますからね。 スパコンで世界一番とか、自分が勝ち組だったらそれでいい、という発想自体がだめなんです。 友愛なんすよ、友愛。 なので、「弱者を蹴落として世界で一番を目指すために1000億円」なんて予算は

    いざっ、友愛社会へ - Chikirinの日記
    narita_seiki
    narita_seiki 2009/11/15
    大多数の民主党支持者が望んだことだろ。友愛社会実現できそうでよかったね。働くと負けなんだよww
  • 人生は早めに諦めよう! - Chikirinの日記

    すべての人は、いつか人生を諦めなければなりません。 なぜなら人は皆いつか死ぬからです。その時点では、誰もが人生を諦めることになります。 けれどその前に、「いつ、どのタイミングで、どんな理由で、人生のどの側面を諦めるか」ということは、人によって大きく異なります。 中には“死の間際まで諦めなかった”と言う人もいるでしょう。反対に、非常に早く多くのことを早めに諦めて生きている人もいます。 私は、日は他の国より全体に「諦めるのが遅いのではないか?」と感じています。 そしてそれが不幸の元ではないかと思うのです。希有な才能をもつ人「以外」の大多数の人は、もっと早めにいろいろ諦めた方が、楽に生きられるのでは? ★★★ 「階層」や「階級」のある社会では、小学生くらいの子供でも、異なる階層にいる人たちの生活をみて「自分にはああいう人生は決して手に入らない」と理解します。そしてその時点で一定の職業や生活につ

    人生は早めに諦めよう! - Chikirinの日記
  • 1