北ノルウェーに住んでいた時のことです。 一度ぞくっと怖かったことがあります。 日本からオーロラを見に北の国に出かける人達も多いようですが、あれってなにも知らずに夜空を見るとぎょっとするものですよ。 私は、ある夜、友人の家からの帰り道(ちなみにこの日は友人一家が作ったピザパーティでした。ドイツ人の友人です。夫の同僚でした。引退してからドイツに帰り今はハンブルグに住んでいます。)、空のかなり広範囲に深い翡翠色のものが広がっているのを突然発見してしまったのです。 11月の夜11時半くらいだったと思います。 真っ白な世界を踏みしめて家族3人家路についていました。 その白い世界の中に今まで見たこともないものが、緑のものがあったのです。 そう、ちょうどこの写真のような色です。 それが自分の頭の上、すぐ上の方でうごめいていたのです。 ノルウェーでは当たり前の減現象で何も取り立てて話に上ることもない、と思