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ブックマーク / maga9.jp (2)

  • 第110回:私たちは軍事国家から侵略を受けたときに、それに対してどう向き合うべきか(想田和弘)

    ロシアによるウクライナへの侵略行為は、人道的にも、国際法上も、許されぬものである。 したがって国際法的には、主権国家であるウクライナのゼレンスキー大統領には、ロシアに対する「自衛のための戦争」を遂行する権利があるのだろう。だから彼が自衛戦争を行うと決断したことについて、第三者は基的に、それを尊重するという立場以外を取ることは難しいのかもしれない。 しかし一方で、個別的自衛権を行使し、ロシアに対して徹底抗戦するという彼の選択が、当にウクライナの人々を守ることになるのかどうかについては、それとはまったく別の問題として、現実を直視しながら検討せねばならない。 なぜならその問題は、軍事力が支配するこの野蛮な世界に暮らしている私たちにとって、まったく他人事ではないからである。 私たちは軍事国家から侵略を受けたときに、それに対して、どう向き合うべきなのか。 やられたから、やり返す。 それは当然の権

    第110回:私たちは軍事国家から侵略を受けたときに、それに対してどう向き合うべきか(想田和弘)
  • 第454回:「生産性」より「無条件の生存の肯定」。の巻(雨宮処凛)

    自民党・杉田水脈氏の「『LGBT』支援の度が過ぎる」という記事が大きな批判を浴びている。「新潮45」8月号に掲載された記事だ。この中で、杉田氏は「そもそも日には、同性愛の人たちに対して『非国民だ!』という風潮」はなく、「寛容な社会」とした上で、以下のように記している。 「例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていのかどうか」 生産性。この言葉に多くの人がぎょっとしたからこそ、批判の声は広がったのだろう。27日には、自民党部前で抗議集会が開催され、5000人が集まったという。 生産性があるか、ないか。 あまりにも身も蓋もな

    第454回:「生産性」より「無条件の生存の肯定」。の巻(雨宮処凛)
    narwhal
    narwhal 2018/08/16
    「無条件の生存の肯定」
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