だって、そんな大した欠点じゃないじゃないですか。それくらい。運動が苦手とか音痴とかと似たようなもんでしょう。あふれる教養がありながら悪趣味という人もいるのだし。逆に教養があふれすぎて勢い余って悪趣味に走る人もいるけど。 僕はただ「どんなに人それぞれなんていってみても、やっぱり悪趣味は実在するよ」と言いたかっただけで、ラッセンには別に恨みはないです。ラッセンが好きな人にも。ただわかりやすい例かなと思っただけなので。お好きなんだったら、どうぞ末長く大事にして下さい。悪趣味だとは思うけど、別に非難してるわけじゃありません。 なんであんな嫌らしい話を書いたかっていうと、ものの良し悪しがわかるでもなく、自分の美意識を信じているわけでもないくせに、その自信のなさを糊塗しようとして、きいた風な口で「人それぞれだから押し付けはよくない」とか言う、そういうごまかしが僕は嫌なんです。ケータイ小説でもなんでも、