東大寺や興福寺、人懐っこい鹿など、たくさんの魅力がつまった古の都、奈良。ナチュラルホルンの音色で鹿を集める「鹿寄せ」が行われる緑豊かな飛火野(とびひの)の近くに、ピラミッドのような不思議な形をした建造物があるのをご存じでしょうか。 この「頭塔(ずとう)」と呼ばれる一変約32メートル・七段の土塔は、 玄昉(げんぼう)という僧の首塚だと伝わっています。そこには恐ろしい祟りの噂も……。奈良にそぐわぬピラミッド型の不思議スポットに、いったいどんな物語があるのでしょうか。 住宅街に謎の「ピラミッド」が! 謎の建造物があるのは、近鉄奈良駅からバスで7~8分の場所。浮御堂や飛火野など観光客にも人気のスポットのすぐ近くに「頭塔」と呼ばれる、土が階段状に積まれた塔があります。その姿はまるで日本版ピラミッド。歴史的な建造物の宝庫である奈良においても非常に珍しいスポットです。 画像提供:史跡頭塔保存顕彰会 「頭
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