Windows XPとOffice 2003向けの更新プログラムの提供はこれが最後となり、以後は脆弱性が発覚したとしても修正されない。 米Microsoftは、4月の月例セキュリティ情報4件を米国時間の4月8日(日本時間9日)に公開し、WindowsとWord、Internet Explorer(IE)の脆弱性に対処する。深刻度の内訳は、同社の4段階評価で最も高い「緊急」が2件、上から2番目の「重要」が2件。Windows XP向けの更新プログラムの提供はこれが最後となり、以後は脆弱性が発覚したとしても修正されない。 3日に公開されたMicrosoftの事前通知によると、「緊急」レベルのセキュリティ情報2件では、3月に発覚したWordの脆弱性と、IEの脆弱性にそれぞれ対処する。Wordの脆弱性はリッチテキスト形式(RTF)のデータ処理に関連するもので、Word 2010を狙った攻撃の発生が