携帯電話の契約の際には本人確認が徹底される。契約者本人が直接手続きを行う場合は問題ないが、携帯電話の所有者が死亡した場合、その解約手続きに手間取ることが珍しくない。 2014年10月、遺族の携帯電話の契約解除を申請されたソフトバンクショップが「本人同伴でないと手続きを行えない」と主張し、「遺骨を持ってこいと言うのか!」と関係者が激怒する事態に発展したが、ヨーロッパのウェールズでは死亡確認を求められた未亡人が本当に携帯電話ショップに遺骨を持ち込んで話題になっている。 カーディフ在住のマリア・レイボールドさん(56歳)は、2014年の8月下旬に夫のデイビッド氏をガンで亡くした。葬儀を終えた後、夫の所有していた携帯電話を解約するためにT-Mobileショップに電話をかけたところ、「本人の死亡を確認できないと手続きを行えない」と拒否されてしまった。 マリアさんは三度もT-Mobileショップに直接
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