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ブックマーク / horikawad.hatenadiary.com (4)

  • 「ヒアリに刺されて年間100人死亡説」を検証する - クマムシ博士のむしブロ

    ヒアリ Solenopsis invicta. 撮影:松吏樹郎(大阪市立自然史博物館)(CC BY 4.0) 2017年になって、神戸、名古屋、大阪、そして東京で相次いで発見されている、侵略的外来種のヒアリ(Solenopsis invicta)。ヒアリは人を刺し、確率はきわめて低いものの、ときに死に至らしめることもある。このことから、連日のように報道されるヒアリ発見のニュースは、少なくない人々を不安にさせている。 前回の記事で紹介した、日語で書かれた唯一のヒアリ書籍『ヒアリの生物学』には、アメリカでは1年間で1400万人ほどがヒアリに刺され、そのうち100人ほどが死亡していると書かれている。*1 ヒアリの生物学―行動生態と分子基盤 作者: 東正剛,東典子出版社/メーカー: 海游舎発売日: 2008/04/01メディア: 単行この商品を含むブログを見る (追記:Amazonで在庫切れ

    「ヒアリに刺されて年間100人死亡説」を検証する - クマムシ博士のむしブロ
    natu3kan
    natu3kan 2017/07/19
    大本になった論文のアブストラクト(要旨)のみが拡散して、伝言ゲームみたいになったのか。緊急性高いから有料メルマガから抜粋したけど、これだけ面白い情報多いなら、昆虫好きの人にはたまらないメルマガだろうな
  • 「ヒアリ死亡例は確認されなかった」という一部報道を検証する - クマムシ博士のむしブロ

    テレビのニュース報道が「環境省の調査により海外でのヒアリによる死亡例は確認できなかった」と伝えていた。 news.livedoor.com 国内で相次いで発見されているヒアリについて、海外での死亡例は確認できなかったとして、環境省はホームページから表現を削除した。 日テレNEWS24 しかし、このブログの前回の記事でも検証したように、アメリカではヒアリの死亡例が確認されているのは明らかだ。 horikawad.hatenadiary.com 1998年までに累計で少なくとも44例のヒアリによる死亡ケースが確認されている。そして、これはだいぶ少なく見積もった数だ。個々の死亡ケースは、たびたびニュースになっている。たとえば2016年には、母親が死去した翌日に、葬式のアレンジのために干し草の上で電話をしていた娘が、ヒアリに襲われて亡くなったことが報告されている。 www.independen

    「ヒアリ死亡例は確認されなかった」という一部報道を検証する - クマムシ博士のむしブロ
    natu3kan
    natu3kan 2017/07/19
    >おそらく、専門書『ヒアリの生物学』に書かれていた「ヒアリで年間100人死亡」の根拠となる文献が確認されなかった、ということなのだろう
  • 『アカデミック・ラブ』をカクヨムに発表しました - クマムシ博士のむしブロ

    先日の記事『アカデミック・ラブ』を小説投稿サイトのカクヨムに発表しました。 『アカデミック・ラブ』:カクヨム アカデミック・ラブ - むしブロ ほりかわさんもカクヨムに来ましょう!2016/09/15 09:39 このようなコメントをいただき、カクヨムの存在を初めて知ったのですね。カクヨムで人気になった小説は、実際に出版されたりするようです。もっとも、『アカデミック・ラブ』は字数が少ないので、たとえ人気が出たとしても書籍にはなりませんが。 『アカデミック・ラブ』には割と大きな反響があり、感想をたくさんいただきました。さっそくカクヨムでも嬉しい感想をいただきました。 すごく美しい作品です。 構成、文章力、メタファー、構成要素が綺麗に組み上がっていてそれでいて「辛い」感情を綺麗にあとに残していく。無駄なものがない。研ぎ澄まされた、小説のお手のような作品だと感じます。 同じ作者の作品をもっと読

    『アカデミック・ラブ』をカクヨムに発表しました - クマムシ博士のむしブロ
  • アカデミック・ラブ - クマムシ博士のむしブロ

    四月上旬、北関東のとある学園都市でもようやく桜が咲き始めた。それと同時に、この街に植えられている多数のスギに由来する花粉が、少なくない市民を攻撃していた。 T大学は、そんな街の一角を占める総合大学である。日でも有数の広大なキャンパスを擁し、学術面でもノーベル賞受賞者を輩出するなど、誇らしい実績をもつことで知られている。 そんなT大学の片隅に位置する建物内に、動物生態学研究室がある。この研究室では、昆虫から脊椎動物に至るまで、さまざまな動物についての生態学的研究が行われている。 毎年4月には、動物生態学研究室では新歓コンパが催される。この年に新しく動物生態学研究室に配属された学部四年生は三名、修士一年生は二名である。学部四年生は全員男、修士一年生は男一名と女一名。研究室で開催される新歓コンパの目的は、表向きは文字通り「新入生を歓迎し親睦を深める」というものだ。コンパの席では研究室のメンバー

    アカデミック・ラブ - クマムシ博士のむしブロ
    natu3kan
    natu3kan 2016/09/17
    環境の都合で偉くなれただけの人は、環境がなくなるとタダの人>一見、仲間をディスる男は悪い印象を与えるので、嫌われることはあってもモテることはないように感じる。だが現実には、このような男ほどモテる。
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