ホーム > インタビュー&レポート > 「過剰で疾走感のある映画にしたいと思った」 空前の大ヒットを記録している映画『君の名は。』 新海誠監督インタビュー 「過剰で疾走感のある映画にしたいと思った」 空前の大ヒットを記録している映画『君の名は。』 新海誠監督インタビュー 『秒速5センチメートル』(07年)、『言の葉の庭』(13年)などの作品で知られ、アニメ新世代の旗手とも目されている新海誠監督。彼の新作『君の名は。』が現在大ヒット公開中だ。精緻な風景描写のなかに時間やすれ違いをテーマにした物語を美しく紡いでいく新海作品の特徴はそのままに、今回は夢のなかで〝入れ替わる〟少年と少女の恋と奇跡が描かれる。お話をうかがった新海監督は、とても丁寧に受け答えをしてくれる人だった。 まだ出会っていない少女と少年をどう描くか… ――今回の物語の発端である、見知らぬ高校生の男女が夢の中で入れ替わるというのは