http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1962286373&owner_id=62927979 の続きである。 前回は単につぶやきを整理しただけだが、そこで足りなかった点を補足しようとしたら本体より長くなってしまった。 さて、こういうことを考えたきっかけは、宇宙コミュニティのあるトピックスで、地球球体説と平面説、大航海の話題が出たからだった。 そのとき私は鄭和(1371-1434)の大航海についてコメントしたのだが、その際に調べたら「中国では17世紀にイエズス会宣教師が西洋天文学を持ち込むまで、地球を平面と考えていた」という記事を見つけた。 びっくりして手持ちの本を調べてみたら、前回のとおり薮内清編『中国の科学』が出てきた。1979年刊だから、この事実は少なくとも一世代以上前から、一般人が知る所となっていたわけだ。だがこの下りは全く記憶になかったのでかなり驚いた。
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