去年、東京・江戸川区の路上で死亡しているのが見つかった44歳の男性について警視庁が捜査を進めたところ、男性が直前まで客として訪れていた飲食店の元店長ら2人が店内で死亡した男性の遺体を店の前に遺棄した疑いがあるとして、21日逮捕しました。 警視庁によりますと、去年10月5日、2人が当時、勤務していた飲食店に客として訪れ、その後、店内で死亡した、江戸川区の調理師、小坂井晋さん(44)の遺体を店の前の路上に遺棄した疑いが持たれています。 警視庁が付近の防犯カメラを調べたところ、2人が小坂井さんを店の外に担ぎ出し、放置する姿が写っていたということです。 調べに対し、2人は「酔いつぶれて動かなくなった客を路上に放置したが、亡くなっていたという認識はない」などと供述しているということです。 これまでの調べで、死因は急性アルコール中毒だったということで、警視庁は、小坂井さんが店で大量の酒を飲んで死亡した