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「おんせん県」の商標登録、県が申請 [2012年10月23日 09:18] メールで記事を紹介する 印刷する 大分県が大阪府内で開いた観光キャンペーンのステージでも「おんせん県」をアピール＝８月 大分県は「おんせん県」の名称の商標登録を特許庁に申請した。源泉数、湧出量とも日本一の大分県を「おんせん県」として全国に売り出し、知名度アップを図る方針。「温泉」は全国各地にあり、他の自治体や民間業者が利用する可能性も否定できないことから、法的に保護する必要性があると判断した。類似の名称の登録は確認されていないが、認可には数カ月かかる見通し。 県によると、名称の利用を保護する範囲として申請したのは▽土産用のお菓子▽企画旅行▽観光業▽娯楽、宿泊、入浴施設の提供―といった主に観光関連の分野。今年４月に「うどん県」を商標登録した香川県を参考にした。申請は今月９日付。 商標登録が認められると、第三者が

「おんせん県」をアピールするポスター＝大分県提供 　温泉の湧出（ゆうしゅつ）量や源泉数で都道府県別日本一を誇る大分県が、県内観光のキャッチコピーを「おんせん県」と定め、今月、特許庁に商標登録申請をした。 　観光戦略を検討していた県に、県内の業者が「香川県は『うどん県』で売り出している。大分県は『おんせん県』でどうか」と提案し、採用された。 　「別府や湯布院のほかにも個性的な温泉はたくさんあります。ぜひお試しを」と担当者。うどんと同じく、のびない程度に温まってほしい？ 関連リンク「おしい！広島県」絶妙の自虐戦略　賛否巡って話題沸騰(5/3)高松駅が「うどん県」に便乗　「さぬき高松うどん駅」に(3/29)夢はスイーツ県？　うどん用品種から菓子用小麦粉　香川(2/29)香川県が「うどん県」に改名宣言　ＨＰにアクセス殺到(11/10/16)大分県のニュースはＭＹ　ＴＯＷＮ大分でも

自然湧出量日本一を誇る草津温泉。大分県が申請した「おんせん県」の名称の商標登録に群馬県は戸惑いを隠せない＝群馬県草津町で 大分県が１０月に「おんせん県」の名称の商標登録を特許庁に申請した。同県は「うどん県」を登録した香川県を参考に今後、全国的にＰＲしていくというが、認められれば、第三者が名称を勝手に使えなくなる。先手を打たれた形の群馬県からは「温泉は全国各地にある。『他県を敵に回しても』ということなのだろうか」と、温泉ではなく、手法への疑問が湧き出ている。 大分県内の温泉数は、４５３８カ所で全国トップ。さらに源泉数、湧出量などでも日本一。同県は今夏から「おんせん県」の名称でＰＲ活動を展開し始め、１０月９日には名称の商標登録を出願した。同県観光・地域振興課は「温泉は国内各地にあるため、先を越されると使えなくなる恐れがあり安心して使えるようにと登録を思いついた。香川県の二番煎じといわれるかも

自然湧出量日本一を誇る草津温泉。大分県が申請した「おんせん県」の名称の商標登録に群馬県は戸惑いを隠せない＝草津町で 大分県が１０月に「おんせん県」の名称の商標登録を特許庁に申請した。同県は「うどん県」を登録した香川県を参考に今後、全国的にＰＲしていくというが、認められれば、第三者が名称を勝手に使えなくなる。先手を打たれた形の群馬県からは「温泉は全国各地にある。『他県を敵に回しても』ということなのだろうか」と、温泉ではなく、手法への疑問が湧き出ている。 大分県内の温泉数は、４５３８カ所で全国トップ。さらに源泉数、湧出量などでも日本一。同県は今夏から「おんせん県」の名称でＰＲ活動を展開し始め、１０月９日には名称の商標登録を出願した。同県観光・地域振興課は「温泉は国内各地にあるため、先を越されると使えなくなる恐れがあり安心して使えるようにと登録を思いついた。香川県の二番煎じといわれるかもしれない