3月8日は国際女性デー。「はるかぜちゃん」こと声優の春名風花さんは、少し前に話題になった動画のことを心に留めていました。仮面ライダーのベルトが欲しいのに、お母さんから「女の子だから買いません」と言われて泣く女の子の動画。「子どもには、誰かが決めた男の子らしさや女の子らしさではなく、まだ誰も見たことのない新しい道を、自分らしく進む権利があるんだよ」と語りかけます。 【写真】インタビューに答える春名風花さん=東京都渋谷区、竹花徹朗撮影 ◇ ぼくは、自分のことを「ぼく」と呼んでいます。小学生のころから今まで、学校や家でも、自然にそう言っています。誤解されることがありますが、男の子になりたいわけではありません。 ■対等に話せる一人称が欲しい 女性が使う一人称は「わたし」だけど、ちょっと堅苦しくて、しっくりこない。名前を一人称に使う人もいるけど、少し幼く感じる。男性は時と場合に応じて「オレ」