ラグビーワールドカップ(W杯)で28日、日本代表がアイルランド代表を破り、大分県内でも歴史的勝利を祝福する声が上がった。この日オープンした大分市府内町1丁目の「祝祭の広場」では、試合のパブリックビューイング(PV)を実施。集まった多くのラグビーファンらの熱気に包まれた。 会場には243インチ(縦約3メートル、横約5メートル)の大型ビジョンを設置。迫力ある映像が流され、日本の得点シーンの度に会場は大きく盛り上がった。日本が粘りながら後半に初トライを決めて逆転すると、そのまま世界の強豪に勝利。先発メンバーに入った佐伯市の日本文理大付属高校出身の具智元(グジウォン)選手(25)=ホンダ=ら選手たちの健闘に、会場から大きな歓声と拍手が送られた。 妻とビールを片手に観戦していた大分市の志藤良久さん(72)は「多くの人と日本代表を応援したいと思って参加しました。日本は勢いづいている。優勝するかもしれま