住みやすい地域社会のための優れた取り組みを表彰する「あしたのまち・くらしづくり活動賞」の総務大臣賞に、外国人の住民にも開かれた自治会作りを進めている、埼玉県川口市の「芝園団地自治会」が選ばれました。 この賞は、まちおこしなどを支援する「あしたの日本を創る協会」やNHKなどが主催して、毎年、優れた取り組みを表彰しているものです。 このうち今年度の総務大臣賞には、川口市の「芝園団地自治会」が選ばれました。 昭和54年に建設された芝園団地にはおよそ2500世帯が入居していていますが、日本人と外国人の割合はほぼ半々となっています。 団地では、文化や習慣の違いから起きるトラブルを防ぐため、自治会が中心となって、ともに住みやすい環境を作ろうとさまざまな対策を講じています。 具体的には、団地の共有スペースのテーブルやベンチに書かれていた外国人を中傷する落書きを日本人と外国人の住民がいっしょに消して、その