[読了時間:3分] 献本多謝。フェイスブック 若き天才の野望 以前にも書いたが、この本の原文であるthe Facebook Effectという本は、僕が読んだFacebook関連の本の中で一番よかった本。なぜよかったのかというと、原文のタイトルにある通りFacebookの社会に対するeffect(影響)にまで踏み込んで書いているから。それまでのFacebookの本って物語としては面白いんだけど、Facebookの本当のすごさにまで言及していなかった。 Facebookのすごさって何だろう。一番近いところでは、プライバシーの概念を揺さぶっているところだと思う。 イケダハヤトさんが寄稿してくれた「結局はプライバシーの問題」というエントリーの中で、「人々がより豊かに暮らすような世界を作るためには、オンライン/オフラインで露出することを肯定的に捉え、露出のメリットを享受していく姿勢が求められるのだ