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ブックマーク / academist-cf.com (2)

  • 未発掘マウンドの埋蔵遺物量の予測モデルの構築 – 古代国家ティカルにおける階層性と経済格差 –

    研究の背景 マヤ文明研究の黎明は新しく、現在の研究者のコンセンサスとしての「マヤ文明観」が形成されたのは1990年代に入ってからのことです。その礎となった調査のひとつは1950~1960年代にティカルで行われた大規模調査でした。そのためティカルでの調査から数えると、マヤ考古学の歴史はたかだか100年にも満たないと言うと驚くでしょうか? この短いマヤ考古学史の中でティカルのような大遺跡だけではなく中小遺跡も対象にすべきという指摘の下、現在までに遺跡のサイズによるデータの偏りは是正されてきました。一方で遺跡の中で対象となるマウンド(建造物の痕跡)の偏りは現在も尚是正されていないのです。やはり皆、巨大な神殿や宮殿を掘って「お宝」を見つけたいようです。他方でその甲斐あって古代マヤ文明の中でエリート層の文化については良く知られています。皆さんもきっと色鮮やかな多彩色土器や精巧なマヤ文字入りのレリーフ

    未発掘マウンドの埋蔵遺物量の予測モデルの構築 – 古代国家ティカルにおける階層性と経済格差 –
    nawahito
    nawahito 2022/10/06
  • ナメクジの出現を予測する!- 市民科学と最新統計の融合

    外来種問題は突然に 2014年7月某日、札幌市の円山原始林で私が出会ったのは、体長15cmもの巨大な豹柄のナメクジ、マダラコウラナメクジでした。私はそれを知っていました。過去に一度だけ、ドイツ・ドレスデンの森の中で見たことがあったからです。北欧原産のナメクジがどうしてここに? 慣れ親しんだ円山の森に現れた、不似合いな新参者との突然の出会いに、目眩がしました。私の知る北海道の生態系は、これからいったいどうなってしまうのか? 我々ヒトの生活への影響は? 体長15 cmほどのマダラコウラナメクジ 市民のブログが教えてくれた 予期せぬ出会いに衝撃を受けた私は、研究室に戻るや否や、飛びつくように現状を調べ始めました。わかったことは、マダラコウラナメクジが2006年に茨城県で最初に侵入・定着が確認されたということ、さらに2010年には福島県、2012年には長野県にも侵入し勢力を拡大しているということで

    ナメクジの出現を予測する!- 市民科学と最新統計の融合
    nawahito
    nawahito 2021/05/20
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