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ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲がベートーヴェンのそれと同じ位の名曲であるとの認識はあったもののなかなか取っつきにくい。そんな状況が長く続いていて、名盤として名高いボロディン弦楽四重奏団による全集も棚にあるだけで気軽に聴こうと手に取ることは少なかったです。そんな状況が変わったのが最近。もっぱら交響曲・管弦楽曲を中心に聴いていた音楽的嗜好が、イヤホンで音楽を聴くことが多くなったせいか、器楽曲・室内楽曲に変化していったため。 そして最近ようやく室内楽曲でも奥の院ともいうべきショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲ばかり聴いています。それにしてもベートーヴェンの後期四重奏作品と比しても難解で晦渋。なんと苦みばしった音楽だろうか。決して耳に心地よい音楽ではないが、耳と心を鷲掴みにしていく音楽の連なり。それを改めて決定的名盤として名高いボロディン弦楽四重奏団の演奏で。 ショスタコーヴィチ　弦楽四重奏曲全集（

ドミートリイ・ショスタコーヴィチ (Dmitri Shostakovich,1906-1975)作曲の交響曲第14番 ト短調 Op.135『死者の歌』 (Symphony No.14 g-Moll)について、解説とおすすめの名盤レビューをしていきます。 え、サムネイルイメージが怖い？いえ、こんな事で避けていては、『死者の歌』の深淵には入り込めませんよ！え、そんな所に入りたくない？12音音階を使っていたり、鞭で打たれたりして、大変なんですが、意外と活力があって力強い曲でもありますよ。ワーグナーの影響を受けていると思います。 解説 ショスタコーヴィチの交響曲第14番『死者の歌』について解説します。 「おすすめ名盤レビュー」にジャンプ ショスタコーヴィチの死生観 ショスタコーヴィチはあまり宗教を好まず、独自の死生観を持っていました。一応、宗教はロシア正教だと思いますけど。 キリスト教では死は救済

くりぼー☆日記 自分の想いを徒然と書いています。内省的であり、赤裸々であり、気分を害される方もおられるかもしれませんが、ご容赦下さい。決して人を中傷するようなことは書いておりません。寛容に見て頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。 バビ・ヤール（Babi Yar）はウクライナの首都キエフにある峡谷。 1941年9月29日から30日にかけて、ナチス・ドイツ親衛隊の特別部隊およびドイツからの部隊、地元の協力者、ウクライナ警察により、3万3771人のユダヤ人市民がこの谷に連行され、殺害された。 「バビ・ヤール大虐殺」はホロコーストにおいて1件で最大の犠牲者を出した虐殺と見なされている。9月末の虐殺の後も、数多の市民がバビ・ヤールへ連行され、銃殺された。推計では第二次世界大戦中にナチスによっておよそ10万人がバビ・ヤールで殺害され、その大多数が市民であり、またその多くがユダヤ人であった。 （し