朝食をとらないと起こる生産性低下の種類 厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(平成26年)によると、全国で11.6%の人が朝食を食べないとか。この数字だけ見ると、たいした数には見えないかもしれませんが、日本の人口の1割強、人数にするとなんと1700万人にも及びます。 そのなかで最も多いのが20代で29.5%、次いで30代で23.5%となっています。働き盛りでもあるこの世代は、前夜遅くまで働いて、食を犠牲にしても寝ることを優先しているのかもしれません。 高齢者になると、さすがにその数は減ってきますが、それでも60代でも7.9%とそれほど少ないわけではありません。目立つのがひとり暮らしの人たちで14.5%に及んでいます。 ここからは、長年の仕事から解放され、しかも文句を言う人もいないので、寝たいときに好きなだけ寝る姿が浮き彫りになります。 では朝食を抜くと、どんなことが起こるのでしょうか。 朝食