IoT化は自動車、交通機関、医療など様々な分野において進んでいる。ITとは無縁だと思われがちの農業や畜産業においてもIoT化は進化を見せつつある。担い手不足の問題があるため、より効率的な生産が必要とされる日本のこの分野では、IoTの活用が重要視されている。 ソフトバンクグループのPSソリューションズ株式会社と、飼料メーカーの伊藤忠飼料株式会社、自動機械装置および省力機器メーカーのCKD株式会社の3社は、国内の畜産分野における課題解決に向け、各社が持つ技術を基に畜産向けIoTシステムを共同開発し、普及・拡大を目指すことで基本合意した。 まずは、農業向けIoTソリューション「e-kakashi」の技術をベースにした養鶏IoT(スマート養鶏)サービスを開発し、2018年秋から提供を開始する。 各種IoT機器を取り付けるだけで管理、作業を自動化 養鶏IoT(スマート養鶏)サービスは、「開放鶏舎」と