トップ > 三重 > 11月23日の記事一覧 > 記事 【三重】 6世紀ごろの石室出土 亀山・ヤマトタケル陵墓周辺を初調査 Tweet mixiチェック 2013年11月23日 発掘調査で見つかった横穴式石室=亀山市田村町で 神話上の英雄ヤマトタケルの陵墓とされる亀山市田村町の日本武尊能褒野(やまとたけるのみことのぼの)墓(能褒野王塚古墳)の周辺が初めて発掘調査され、小規模な横穴式石室や縄文土器の棺などが見つかった。墓を管理する宮内庁陵墓課の担当者は「周囲にある小規模古墳の年代や構造を知る手がかりになった」と話している。 調査は、墓の周辺で宅地開発が進んだため、境界線を示す準備として、宮内庁が十月七日から実施。ヤマトタケルの墓とされる全長九十メートルの前方後円墳の周辺にある十七基の円墳のうち、九基の三十一カ所を発掘して調べた。 調査の結果、六世紀ごろのものとみられる縦三・七メートル、横一