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  • 『ローマ人の物語 43―ローマ世界の終焉〔下〕―』 塩野七生 | 新潮社

    塩野七生さんの作品は『男たちへ』などのようなエッセイ集が出るたびに読んでいましたが、『ローマ人の物語』はあれだけの大長編ですから、いつかは読みたいと思いつつも日々の仕事に追われ、「読めるのは定年退職後かなあ」と思って過ごしていました。手にとるきっかけになったのは、二〇〇九年六月に、まったく身に覚えのない容疑で逮捕されたことでした。 拘置所での出会い 保釈申請がなかなか認められず、身柄の拘束は百六十四日にも及びましたが、勾留された大阪拘置所ではを読む時間だけはたっぷりとありました。さまざまなを差し入れてもらい、およそ百五十冊のを読みました。勾留されて三ヶ月ほどたったころ、今だったら『ローマ人の物語』が読めるぞと気がつき、夫に文庫を差し入れてもらって、二日に一冊ぐらいのペースで読んでいきました。 検察の取り調べを受けている間は可能な限り仕事のことは考えないように努めていました。逮捕・勾

    『ローマ人の物語 43―ローマ世界の終焉〔下〕―』 塩野七生 | 新潮社
    nbsn
    nbsn 2013/10/02
    「拘置所で読んだ『ローマ人の物語』村木厚子」
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