ここでは簡単なクラスを作成し,オブジェクト指向プログラミングを実践してみます。インスタンスの生成やメッセージのやり取り(「メッセージ・パッシング」と言います)を,感覚で理解できることを目指してやってみてください。 まずはクラスを二つに分けてみよう リスト1は,Javaで記述した金運占いプログラムです。 public class Money { public static void main(String[] args) { double d = Math.random(); int r = (int)(d * 10); System.out.println("あなたの今日の金運は・・・\n"); System.out.println(" 貧乏 普通 お金持ち"); System.out.print("-> "); for(int i = 0; i < r; i++) { Sys