「反転授業」という言葉をご存知の方は多いだろう。 この言葉を聞くようになってから、もう数年が経つ実感があるが、いまだに日本の教育業界で反転授業が主流化しないのはなぜだろうか? 反転授業とは 反転授業とは,授業と宿題の役割を「反転」させる授業形態のことを指す。通常は授業中に生徒へ講義を行い知識を伝達し,授業外で既習内容の復習を行い,学んだ知識の定着を促す。これに対し,反転授業では自宅で講義ビデオなどのデジタル教材を使って学び,授業に先立って知識の習得を済ませる。そして教室では講義の代わりに,学んだ知識の確認やディスカッション,問題解決学習などの協同学習により,学んだ知識を「使うことで学ぶ」活動を行う。 反転授業 ICTによる教育改革の進展 「アクティブラーニング」が教育界で話題になり始めてから、にわかに反転授業も注目を浴び始めた。 ①学校という場において、②知識伝達を軽視しない授業形式であり
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