『しゃべらない仕事術』(石田健一著、クロスメディア・パブリッシング)の著者は内向的な性格で、人とのコミュニケーションが大の苦手だったのだそうです。打ち合わせや会議で思うように話ができず、何度も言い間違えたり、意図が全く伝わらない時期が続いたのだとか。挙句、ストレスから過食気味になり、一時期は体重が15㎏も増えてしまったというのですから完全な悪循環です。 失意のどん底を味わった末に試行錯誤を重ねた結果、行き着いたのは「そんなに喋る必要があるのか?」という思い。いわば逆転の発想で、そこから人生が大きく変わり始めたといいます。矛盾するような話ですが、いかにして「しゃべらないようにするか」を意識することによって、コミュニケーションが劇的に向上したということです。 そんなことが本当に可能なのかと感じずに入られませんが、著者によれば、それは簡単なことなのだとか。 みなさんが元々持っている「気質」「価値
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