ホクレン(札幌市)は16日、地震の影響で、宮城県内のJR各線上で立ち往生している貨物列車に積まれたままのじゃがいもやタマネギ、米など約340トン(5600万円相当)を、同県に寄贈すると発表した。 同県内の東北本線、常磐線上には、今もホクレンの荷物を載せた3本の貨物列車が動けなくなっている。宮城県から「災害救援物資として供出してほしい」と要請を受けていた。 ホクレンによると、岩手、福島両県内でも、動けなくなった貨物列車4本があり、タマネギや玄米、ジャガイモなど計約480トンを積んでいる。両県から要請があり次第、寄贈を検討する。